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滋賀経理事務代行ブログ

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経理業務を個人が委託した時の相場は?経理代行における注意点も

2022年8月20日 カテゴリー:経理事務代行
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経理業務を委託してしまえば、経理の事務作業がなくなる、もしくは事務員さんへの給与がなくなります。しかし個人単位で委託をする場合、どの程度の相場感なのか、代行費用がどの程度かかるのか、気になるところでしょう。

そこで今回は、経理業務の代行費用の相場や経理代行を利用する場合の注意点を含めて、紹介していきます。

経理業務の委託費用(代行費用)の相場

まず経理業務の委託費用(代行費用)を考えるにあたり、大事なポイントがあります。それは仕訳数です。個人事業主やフリーランス、法人で委託費用にそこまで違いはなく、どの程度仕訳が必要なのか、代行したい仕訳数がどの程度の数なのか、が料金に関連します。

その上で、相場感としては1仕訳で100円程度。数千単位で仕訳がある場合には、平均1仕訳50円程度まで下がることもあります。ただしあまりに単価の安すぎる仕訳は、正確性や税務的なアドバイスなどが伴わないと思っていたほうが良いでしょう。

ですから経理代行費用をできるだけ抑えたいのであれば、仕訳数を減らす方向に目を向けることをお勧めします。他にも委託費用(代行費用)をできるだけ安く抑えるためのポイントを以下の記事で紹介していますので、ぜひご一読ください。

(参考記事:経理代行の料金は?安く抑えて経理業務を効率化する4つのポイント

経理代行を利用する時、選定する時のポイント

経理代行の相場感がわかったところで、実際に経理代行を利用する時や選定する時の比較ポイントを覚えておきましょう。ポイントをおさえておかないと、経理代行のメリットを最大限に生かせない事態になってしまうこともありますので、注意してください。

自社、自分の作業内容の洗い出しからしてくれるか

法人でも個人事業主でも、まずは自分たちが行っている経理や給与などのフローの洗い出しをしなくてはなりません。これは経理代行を依頼しなかったとしても役に立つものですから、しっかりと行う必要があります。

ただこの作業は自分たちだけで行うには、時間も手間もかかる作業です。そこで「経理代行の依頼を考えているので、その中でどの部分が代行できるのか、予算との兼ね合いもあるので相談したい」と伝えてみましょう。こうすることで依頼先の人が確認しながら、作業の洗い出しが可能になります。

とはいえ、お互い時間のかかる部分になりますので、「ほぼここに依頼する!」と決めてから頼んだほうが良いでしょう。もしもすでに顧問契約している税理士・税理士事務所がある場合には、そこへ直接聞いてしまうのも良い手です。

記帳のみなのか、他の経理業務の代行もあるのか

経理代行とうたっていても、記帳代行が主な業務でそれ以外は高めの料金設定になっている、ということも多くあります。そういう会社は、元々記帳代行のみを取り扱っていて、お客さまからの要望に応えるためにオプションとして「申告書の作成業務」や「振込・支払代行」「税金の納付」などを取り扱うようになった会社です。

ただしそのような記帳代行の会社は、記帳代行のみを見れば低価格で記帳してくれることが少なくありません。ですからもしも「税務アドバイスはいらない、ひたすら決めた科目で計上してくれれば良い」という場合には、記帳代行へ依頼するのが一番安価な代行費用となることでしょう。

逆に税務アドバイスが欲しかったり、支払代行や請求書発行代行などの経理業務全般を代行依頼したかったり、という場合には、記帳以外の代行もしっかり行っているかどうかの確認が必要です。

オンラインのみは心もとない

最近特に増えているのが、オンラインのみで完結する経理代行です。コロナ禍によってオンラインで顔合わせ・打ち合わせすることも増え、オンライン自体のハードルが低くなったためでしょう。さらにオンラインのみであれば代行会社の所在地を問いませんので、依頼しやすいというメリットがあります。

しかし資料の確認や何か現物を確認したい、システムの利用の仕方で質問がある、などの理由から、オンラインのみは心もとないのが現状です。

また税務調査の立会いのことを考慮すると、よりオンラインのみの代行には不安感が残るでしょう。

流れ作業の構築をしてくれるか

経理業務の代行を依頼するとしても、完全に自社や自分の業務がなくなるわけではありません。例えば請求書が送付されてきたら、請求書を依頼先へデータでも現物でも送らなくてはなりませんよね。

ですから業務の切り分けをしっかり行う必要がありますし、そのうえで切り分けた業務も含めて、どのように運用していくかアドバイスをしつつ、流れを構築してくれるところへ依頼したほうが安心です。

申告や税務調査の立会いは可能か

経理代行を依頼するのであれば、申告や税務調査の立会いも行える会社のほうが安心です。そうすることで申告書作成のたびに「これはこの費用で…こっちはこのように売り上げを立てていて…」と説明することが減ります。

ですから経理代行を依頼するのであれば、私ども税理士法人GrowUpのような税理士法人へ依頼するのが一番正確性が高く、安心できるでしょう。ぜひ一度ご連絡いただき、代行内容のご相談をさせていただければと思います。

まとめ

  • 経理代行の相場は、1仕訳50円~100円程度
  • あまりに安価な代行は、記帳代行のみの可能性があるので要注意
  • 税務アドバイスや申告作成、税務調査立会いまで視野に入れるなら、税理士法人へ
  • オンラインがメインだったとしても、対面も可能なほうが安心感がある

ここまで経理業務の委託費用(代行費用)の相場や経理代行を利用する時の注意点、ポイントなどをご紹介してきました。これらをご確認いただいた上で、もしも経理代行を利用してみたいのでしたら、ぜひ一度私ども税理士法人GrowUpへご相談ください。税理士法人ですので、税務的なアドバイスも含めて経理代行が可能ですし、申告業務はもちろん、税務調査への立会いもできます。

経理代行だけでなく経理に関連した事務手間全てを、できるだけ高い正確性を保ちつつ減らしたい、と思っているのであれば、お力になれることと存じます。ご連絡、お待ちしております。

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