今回は、法人税と所得税の納付方法を解説していきます。近年お勧めなのは電子納付ですが、QRコードによる現金納付もできるようになりました。
そこで法人税と所得税を納付するなら、どの納付方法が簡単なのか、お勧めなのかを解説していきましょう。2022年確定申告で所得税の納付方法につまづいた方はもちろん、来年どのように納付するか考えている方は、ぜひご一読ください。
目次
まずは法人税・所得税の納付方法、その後、各納付方法のメリット・デメリットを簡単に紹介しましょう。
この4つが2023年3月現在の法人税・所得税の納付方法になります。
4つの納付方法の中でも、ダイレクト納付とインターネットバンキング納付は電子納付とも呼ばれ、とても簡単に納付ができる方法です。法人税を高額納税する場合は、現金を持っておくのも心もとないですから、特に電子納付がお勧めです。
電子納付についての詳しい方法は、以下の記事にも記載しています。ぜひご一読ください。
(参考記事:電子申告なら電子納付も。インターネットバンキングとダイレクト納付の違い)
法人税・所得税の納税額が高額でない場合、もしくはどうしても現金納付をしたい場合には、現金納付を選択することとなります。その場合、以下の2つの方法があります。
金融機関や税務署での現金納付は、あまりお勧めできません。どうしても人が多いですし、待ち時間も多くなります。しかし申告書を税務署に持ち込む場合には、その場で申告書に関する質問もできますので、安心して申告・納税まで完結可能です。そのため税務署へ紙を持ち込み申告する方は、税務署での納税も選択肢に入りますね。
それに対し「すでに電子申告をしていて納税額が決まっている」という方は、コンビニでのQRコード納付が良いでしょう。コンビニへQRコードと現金を持っていくだけなので、コンビニが多くある場所であれば待ち時間もほとんど発生しないからです。
最後にクレジットカード納付ですが、こちらは「国税クレジットカードお支払サイト」を利用します。まずはメリット・デメリットをまとめておきましょう。
【メリット】
【デメリット】
クレジットカード納付の大きなデメリットは手数料です。そのため、手数料と他のメリットを比較して、しっかり検討しましょう。利用額によって特典がつくタイプのクレジットカードを持っている方は、そこも含めて検討することをお勧めします。
例えば50万円ほどの納税の場合、手数料は約4,000円かかります。目標利用額が年間300万円であれば、4,000円支払うことで目標額の1/6を達成できるのであれば、利用価値があるでしょう。
法人税も所得税も、一番お勧めの納税方法は電子納付です。特に高額納税する場合には、現金を引き出す必要もないですから、安全性を確保する意味でも電子納付が良いでしょう。
しかし最近ではスマホで確定申告を行う人も増えています。その場合は事前準備の必要ない、QRコードでの現金納付がお勧めです。コンビニであればなにかのついでで納税可能ですし、コンビニにあるATMで現金をおろしてから納税できますから、安全性も確保しやすいと言えるでしょう。
基本的には、自社・自分にとって、一番簡単に納税できる方法を選択すると良いでしょう。
ここまで法人税と所得税の納付方法やそのメリット、デメリットを簡単に紹介してきました。しかしもし納税方法に困っているのであれば、経理代行から申告業務まで外注することをお勧めします。なぜなら納付も一緒に行ってくれる外注先が、多く存在するからです。特に電子申告・電子納付は設定が面倒だったり、事前準備が必要だったり、そもそも機器が苦手だったりと、様々な理由から電子申告・納付に及び腰の方・企業も多いですね。
そこでまずは私ども税理士法人GrowUpへご相談ください。どのような流れで納税まで行うのか、流れの中でどの部分を外注すれば楽になるのか、しっかり検討していきましょう。本業で時間がない方・企業ほど、外注をどんどん利用することをお勧めします。
スタッフ一同、皆様からのご連絡をお待ちしております。
エリア外の方も一度
お問い合わせください
滋賀県エリア
大津市、高島市、草津市、守山市、栗東市、野洲市、甲賀市、湖南市、近江八幡市、東近江市、蒲生市、彦根市、愛知郡、犬上郡、米原市、長浜市など滋賀県全域で対応いたします。