電子申告をするなら、電子納付も行いたいところ。ですが電子納付は面倒なのでは?と思われる方も多いですね。
そこで今回は、インターネットバンキング等による電子納付とダイレクト納付の違いや、お勧めの納付方法を中心にご紹介します。電子納付の導入を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
電子納付とは、官公庁へ訪問して直接納付するのではなく、インターネットバンキングやダイレクト方式と呼ばれる方法を使って税金を納付する方法のことです。電子納付の方法は大きく分けると2つあり、どちらにもメリット・デメリットがあります。詳しく解説しましょう。
インターネットバンキングやATMなどを利用した電子納付は、ペイジーという記載のある納付書を使います。そのためペイジー納付とも呼ばれ、納付書に記載された収納機関番号等を画面に入力することで、いわゆる振込と同じように納付が可能です。
ペイジー納付のメリットには、以下のようなものがあります。
ただしインターネットバンキングを利用する場合は、インターネットバンキング利用の申し込みが必要ですので、そこだけご注意ください。
ペイジー納付のデメリットは、以下のようなものがあります。
このようにペイジー納付は、メリットに比べると圧倒的にデメリットのインパクトが少ないです。ペイジー納付は初めて電子納付される方には、ぜひお勧めしたい方法です。
ダイレクト納付は、届け出をした口座からの振替で税金納付する方法で、電子申告をしている方しか選択できません。さらに予納が可能なため定期的に税金納付でき、結果的に税金の分割払いとしての利用が可能です。
ペイジー納付との大きな違いは、申告との時期ずれと予納、そして代理申告・納付が可能という3つの部分です。この3つに大きなメリットを感じる場合には、ダイレクト納付がお勧めです。
ダイレクト納付のデメリットは、なんといっても事前準備が必要なこと。とはいえ、そこまでの負担はありませんのでご安心ください。
まずダイレクト納付は電子申告が必須なので、電子申告を開始するためのe-TaxとeLTaxの利用申し込みが必要です。その後、ダイレクト納付を行うための届け出をします。
ただしe-Taxでは令和3年1月から、個人がダイレクト納付の届け出をする場合に限り、e-TAX内での届け出が可能になりました。インターネットバンキングを利用している個人の方は、より簡単に届け出できます。
(参考ページ:振替依頼書及びダイレクト納付利用届出書(個人)のオンライン提出について)
電子納付は外出せずにできる納税方法ですので、業務時間の短縮に繋がります。せっかく電子申告を行うのであれば、電子納付もセットで行いましょう。
ただし最初からダイレクト納付はちょっと…という場合には、ペイジー納付が簡単ですね。電子申告をしていてもダイレクト納付の届け出を行っていなければ、納付書が届きますので、こちらを利用しましょう。
ここまで電子納付の2つの納付方法のメリット・デメリットを紹介しつつ、解説してきました。実はインターネットバンキングを利用してe-TAXから納税するなど、他の納税方法もあります。しかし最もわかりやすい方法は、ペイジー納付とダイレクト納付と言えるため、今回はこの2つの納税方法を中心に解説していきました。
もしも電子申告や電子納付に興味がありましたら、私ども税理士事務所GrowUpへご連絡ください。私どもは、申告から納税まで全て代理で行うことが可能です。今の申告方法や納付方法で満足していないようでしたら、ご相談いただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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